[ - ]
一定期間更新がないため広告を表示しています
Komorebi Houseおすすめ絵本や昔話の紹介ブログ。
将来の夢の絵本店の名前をブログ名にしました。 子どもにも大人にも喜んでもらえる絵本の店が理想です。 木漏れ日の下でほっと一息、ついていって下さい。 |
にほんブログ村 |
『いない いない ばぁ』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 「いない いない ばぁ」 の絵本は何冊かありますが、今回は中川ひろたか作、村上康成絵のこの絵本を紹介します。 犬やひよこのする 「いない いない ばぁ」 も可愛いですが、カニも可愛いし、いもむしの登場には思わず歓声が…。 そしてなんといっても、お母さんが最高です。 読み聞かせをしていると、ゼロ歳児でもじっと見てくれますし、一緒に聞いているママたちも、ニコニコしたり声を出して笑ったりしながら見てくれます。 読み終わった後でママがお子さんに 「いないいないばぁ」 と、やっている姿は微笑ましいです。 どんな時代になっても、こういった単純なふれあい遊びの魅力は変わらないんだなと、嬉しくなります。 明るい色彩の優しい画とシンプルでわかりやすい文は、ゼロ歳児から幼児まで(大人も充分に)楽しめる魅力のある絵本です。
安野光雅 絵本展
[ 絵本 ]
『ふしぎなえ』 などでおなじみの安野光雅氏の絵本展が、横浜そごうのそごう美術館で開催されています。 初めて 『ふしぎなえ』 の絵本を見た時、題名通りの不思議な世界にすっかり見入ってしまいました。 「えぇっ〜、どうしてこうなるの???」 ありえない事が、絵に描かれると、どこがおかしいのかわからないトリックアート。 そもそも、立体を平らな紙に描こうとするから、立体的に見えるように工夫していることを、さらに捻ったら、こんな世界が描けるのでしょうか? 不思議な世界の謎を解くのも楽しいかもしれません。 でも、理屈抜きで不思議な世界を楽しみたい時にもお薦めの絵本です。 子どもたちが幼稚園から小学校低学年くらいの頃、一緒に眺めていた絵本。 是非、絵本展にも行ってみようと思っています。 絵本展は10月10日までのようです。詳しいお知らせはコチラです。
月の絵本:『パパ、お月さまとって!』
[ 絵本 ]
今日は9月のお話し会で読んだ月の絵本、 『パパ、お月さまとって!』 を紹介します。
お月さまと遊びたいモニカが、パパにお月さまを取って来てと頼むと、パパは長い長〜いはしごを持って来て、高い山に登って月を取りに行きますが…。 長いはしごは、横に開いて、月に登るのには縦に開いてと、折りたたみの仕掛け絵本に、子どもだけでなく一緒に聞いているママからも、「わぁ〜」っと、歓声が…。 やっとたどり着いた月も仕掛けで大きい満月。 こんな大きな月は持ち帰れないと困るパパに、月は小さくなるから、小さくなったらまた来るようにと言うのです。 そして、月がだんだんと小さくなっていき、再び月のところに登っていくパパ。 パパが持ち帰ったお月さまは、モニカが遊んでいる間もどんどん小さくなっていき、やがて消えてしまいますが…。 空に浮かんだお月さまはまた、だんだん大きくなっていくのです。 仕掛けがあっという驚きがあり、色彩が美しいのも勿論ですが、月の満ち欠けの神秘も伝えてくれる素敵な絵本です。
雨の絵本:『おつかい』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 雨の日の絵本で好きな絵本に 『おつかい』 があります。 女の子がお母さんにおつかいを頼まれますが、外は雨。 雨が降っているから、服がぬれるから、足がぬれるからと心配する女の子に、傘をさして行けばいい、レインコートを着ていけば、長靴をはいて行けばと言うお母さん。 女の子の心配はどんどん大きくなり、その想像力には笑ってしまいます。 最後はすごい格好になり、いざ出かけようとすると、外は雨が上がって…。 女の子の発想も面白いのですが、めげずに対応するお母さんもなかなかのもの。 大騒動の末に女の子が買いに行った物も、笑えます。 雨で出かけたくない時に読むのも楽しい一冊です。
春の絵本:『春のかんむり』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 今日は、春になると読みたくなる絵本を一冊、紹介します。 この作品 『春のかんむり』 は「第9回 ニッサン童話と絵本のグランプリ」という童話の公募で、童話大賞を受賞された方の作品が絵本になったものです。 童話賞を目指す人には憧れの公募で、実は私も応募したことがあります。 ある日、「かみふうせん」という名の美容院に一人の青年が訪ねてきました。 青年は誰にも負けないかんむりの作り方を教えて欲しいと、美容院の店主の山田さんに相談に来たのです。 山田さんが戸惑っていると、青年は自分の正体をあかします。 表紙の絵を見ればわかるように、青年はきつねだったのです。 きつねは、なぜ、かんむりが必要なのかを話しました。 そのきつねには恋人がいたのですが、きつねたちが結婚するためには、年頃になった娘が春のお祭りに行く時に一番素敵なかんむりをプレゼントした若者が、結婚できるというきまりがあるというのです。 青年の恋人には多くの求婚者がいて、お金持ちも多いので、普通のかんむりでは勝てないと言うのです。 山田さんは次の日、近所の男の子にも相談し、きつねのかんむりを作るのですが…。 きつねの青年が持っていったのは、ごく普通のれんげそうのかんむりでした。 娘はがっかりしますが、なんだか甘いにおいがします。 青年がもう一つの箱を開けると…。 見事な「はるのかんむり」が。 心が温かくなる、素敵なお話しです。
| 1 / 23 PAGES | >>
|
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.
|