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2011.10.31 Monday  | - | - | 
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    防災の本:『人は皆「自分だけは死なない」と思っている 』

    [ 一般書 ]
    JUGEMテーマ:オススメの本
     
     タイトルを見て思わずドキッとして苦笑し、手に取った本。
     本書は、 2005年に発行された、防災心理学の本です。 

     読み進めていくうちに、思い当たることばかりで、何度も頷いたり、ため息をついたりしていました。 

     実際、東日本大震災の起こる前に、多くの人がこの本を読んでいたら、事態は変わっていたかもしれない思えたほどです。

     いつどこで大規模な地震が起きてもおかしくない日本に住んでいながら、災害に対する恐怖や不安感は長くは続かないのはなぜか?
     なぜ、不安があっても備えができないのか?
     なぜ、人は「自分だけは大丈夫」と思ってしまうのか?
     
     多くの事例をあげながら、人が陥りやすい心理がわかりやすく解説されています。
     
     また、地震にしても津波にしても過去の事例にだけとらわれていると危険であることや、「考えられない災害でした」と、繰り返される言葉は、「考えられるのに考えなかった人災」であるとも書かれています。

     人間の本能を知り、災害時に取るべき行動を考え直すためにも、是非一度は読んでみて下さい。 
    2011.05.15 Sunday 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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      原発の恐怖:『原子炉時限爆弾』

      [ 一般書 ]
      広瀬 隆
      ダイヤモンド社
      ¥ 1,575
      (2010-08-27)

       昨日に続いて、広瀬隆氏の本をもう一冊、紹介します。

       『原子炉時限爆弾』 は、昨年(2010年)の8月に発行された本です。
       周期的に考えれば東海大地震がいつ起こってもおかしくないのに、その危険地域で浜岡原発が稼働していることへの、警告などが書かれています。

       発行から半年も経たないうちに、起こってはならなかった原発事故が起こったことで、注目を集め、今年の3月末に第2刷が発行され、先日、買う事ができました。

       正直言って、福島の原発事故がなければ、おそらく買ってまで読んでみることはなかったと思います。 
       
       昨日紹介した『柩の列島』の方が、早い時期に書かれたことや、図書館で借りたもので、他に予約者がいたことから、『柩の列島』を先に読みましたが、『原子炉時限爆弾』は、その後に起こった地震や火山の噴火の事も取り上げられ、ここ20年間で日本は地底の激動期に突入したことなどが書かれています。

       また、46億年前に地球が誕生してから、地球が生きて変化してきたことや、プレート運動、日本列島の誕生、活断層の事などがわかりやすく解説されています。

       また、放射能についての基礎知識も書かれています。

       そう聞くと恐怖感を煽るとか思われそうですが、事実にベールを被せ、安全性を信じ込ませられるよりは、最悪の事態を想定することも必要だと思います。

       起こって欲しくないことは、何の根拠もないままに、多分、起こらないだろうと考えたくなってしまう悪い癖を改め、日本が直面している大きな問題を改めて見つめ直さなければいけないと思い知らされた気がした一冊でした。

      2011.04.10 Sunday 16:44 | comments(4) | trackbacks(0) | 
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        原発の恐怖

        [ 一般書 ]
         東日本大震災は、発生後、約一ヶ月経った今でも、大きな不安を人々に投げかけたまま、一向に終息の気配の見えない事態が続いています。
         その一つが原発問題。 

         今回の問題に直面して初めて、今まで、見て見ぬふり(気付かなかったふり)をしていた事を反省しました。

         原発問題について、以前から警告をされていた広瀬隆氏の本を読んでみようと、図書館に予約を入れると、皆さん同じ事を考えているようで多くの方が予約をされており、順番待ちでしたが、先日やっと一冊を借りることができました。

         『柩の列島 ― 原発に大地震が襲いかかるとき 』 は、1995年3月、つまり阪神淡路大震災の直後に出版された本です。

         チェルノブイリ原発事故の後、「石の柩(ひつぎ)」と呼ばれるようになった原子力発電所。

         無数の活断層が走る日本列島の上に、多くの原子炉がひしめいていることを危惧し、危険性を警告している本書が、今回の福島の原発事故があってから、世間に注目され始めたのはなんとも皮肉です。

         作者の広瀬隆氏は、早稲田大学の理工学部を卒業されており、内容は専門的なことも含まれていて、やや難しい気もしますが、今回の事故が決して予測不可能ではなかったことが感じられます。

         本書の中で、原子力プラントの耐震安全度の検討について、「自動車をフルスピードで走らせながら、ブレーキの点検をしていく…」という表現がありました。

         (安全性が確認されるまでは)自動車を走らせないという選択肢は最初からない現状。

         いろいろと考えさせられる事の多い本でした。

          

         
         
        2011.04.09 Saturday 23:05 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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          『診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界 』

          [ 一般書 ]

           この本は、精神科医が実際に診察に来た患者さんの治療に用いた、物語療法について書かれた本です。

           患者さんの悩みを聞きながら、その患者さんに合うと思われる、よく知られた昔話に例えてカウンセリングをする様子が、分かりやすく書かれています。

           勿論、患者さんの悩みの種類も深さも人それぞれですが、昔話の主人公に置きかえることで、客観的に自分を見つめ直し、自ら答えを見つけていく患者さんたち。
           患者さん自身が自分を人生の物語の主人公として見つめ直す時、よく知っているお話しであるからこそ、置きかえやすいのでしょう。

           勿論、その時は納得したつもりでも、しばらくすれば、また、同じ悩みが出てくることもあるでしょう。
           どんな心理療法でもそれは、同じ事ではないでしょうか?

           でも、よく知っているお話しであれば、自分でも繰り返せますし、心理療法の一つとして、興味深いものがあります。

           療法などと堅苦しいものでなくても、何かに悩んだ時に、こんな解決方法もあるのだなと思える、きっかけになれます。

           この、一ヶ月、私自身が悩んだり迷ったりで、思わず読み返したくなった本でした。

           そして、子どもたちや大人向けの、お話し会を続けていきたいと思う、きっかけにもなりました。

          2010.02.28 Sunday 15:32 | comments(10) | trackbacks(0) | 
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            レディ・アンをさがして

            [ 一般書 ]

             前回のブログに戴いたコメントへの返信に「思い出すだけで幸せになれる思い出」という言葉を書いた時にふと、『レディ・アンをさがして』という本の事を思い出しました。

             『レディ・アンをさがして』は、氷室冴子作の戯曲形式の物語です。氷室冴子が原作を書いた『ライジング!』という、歌劇団員の養成スクールと歌劇団を舞台にしたコミックの中での、劇中劇でもあります。映画『ローマの休日』を、下書きにした作品です。

             ヨーロッパの小国の第一王女プリンセス・アントワージュ(愛称:レディ・アン)は、財政危機の国を救うために、アメリカの大富豪、ロックフェラー家の息子と政略結婚をさせられることになり、ニューヨークに連れて来られます。結婚には乗り気でなかったレディ・アンでしたが、メイドのジェニファーとはすぐに打ち解け、流行歌に心惹かれます。
             ある日、街中で群衆に巻き込まれて迷子になったレディ・アンは、家出をしアイドル歌手専門の人気作曲家、ラルフ・ベッカーに会いに行きます。ラルフは浮世離れしたレディ・アンに最初は戸惑いながらも、見捨てておかれなくなり、レディ・アンが行ってみたいという遊園地に出かけます。
             ラルフは全米では名高い人気作曲家ですが、幼い頃に両親を亡くし、叔父の家に住んでいたという辛い過去があります。音楽学校時代の親友でライバルのジェラルドはクラシックの作曲家として成功しているのに、自分はアイドル歌手専門であるということに引け目を感じているラルフ。
             「2・3ヶ月で消えてしまう流行歌より、歴史に残るクラシック曲の方が価値がある」と言うラルフにレディ・アンは、言います。
            「でも、その、2・3ヶ月の間にみんなが、あなたの歌を歌うわ!アメリカ中の人が挨拶代わりにあなたの歌を口ずさんで、いい気分になるんだわ。それって、とっても、素敵ね!」
             恋に落ちた二人ですが、レディ・アンは遊園地の閉園が近づき、それが別れの時だという事を知っています。最後にレディ・アンは、ラルフにこんな事を言います。
            「あなたの歌を聞けば私はいつでもどこでも今日の事を思い出すわね。そうして、とても幸福な気持ちになるわ。あなたの歌はいつだってアメリカ中に流れているから私はいつも幸福ね。」

             レディ・アンが王女という事を知らないままに別れ別れになってしまったラルフが、ふとした事で真実を知った時に秘書のエバリーンがラルフに言う言葉の中に「人生は悪い事ばかりじゃない。思い出す度に幸福になれることもある」というような言葉があったのです。

             20年近く前に読んだ本ですが、急に鮮明に思い出し読んでみたくなりました。

            2008.11.24 Monday 15:02 | comments(8) | trackbacks(0) | 
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