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2011.10.31 Monday  | - | - | 
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    トラの紙芝居:「いさましいおかみさんとトラ」

    [ 紙芝居 ]
    JUGEMテーマ:昔話

     今年に入ってから、トラの絵本を中心に紹介してきましたが、今日は、トラの出てくる紙芝居『いさましいおかみさんとトラ』を紹介したいと思います。 

         
           (田島伸二/脚本  モハマド・ワシム/画  童心社)

     このお話しは、「子どもに語るアジアの昔話」に収められている、「ひゃくしょうのおかみさんとトラ」と同じストーリーです。

     気の弱い夫が畑を耕しているとトラがやってきて、畑を梳いている牛を食べさせろと言うのです。
     夫は、女房の乳牛はもっと丸々と太っているので、代わりに乳牛を連れてくるからと言って、家に逃げ帰るのですが…。

     話しを聞いたおかみさんは腹を立て、頭にターバンを巻いて男の恰好をし、馬に乗って畑に向かうと大きな声で「昨日、3匹トラを食べてからまだ1匹も口にしていないから、早くトラが見つかりますように」と喚きます。

     それを聞いたトラはびっくりして、逃げ出すのです。

     すると、トラの食べた残りの肉をもらうためにいつも側にいるジャッカルが、慌てている訳をトラに尋ねます。

     トラがそれまでのことを話して聞かせると、ジャッカルは呆れて、ひゃくしょうのおかみさんに騙されたのだと言うのですが、臆病風に吹かれてしまっているトラはジャッカルの言葉が信用できず、ジャッカルが逃げ出さないようにと、お互いのしっぽを固く結わえて、二匹で畑に戻っていきます。

     夫は戻って来たトラを見て、もう駄目だと観念しますが、おかみさんは少しも慌てずに、「ジャッカルさん、そんなに太ったトラを連れてきてくれてありがとう」と、言ったからたまりません。

     トラはジャッカルとしっぽを結わえていることも忘れて大慌てで逃げだしたので、ジャッカルは引きずられてあちこちに身体をぶつけて死んでしまいます。

     トラも遠くまで逃げて行き、二度と百姓夫婦の家に来ることはなかったというお話しです。

     おかみさんの知恵と勇気が豪快な昔話です。 
     「子どもに語る アジアの昔話」のお話しを読み聞かせに使っても、紙芝居でもどちらでも楽しめます。

     
    2010.01.20 Wednesday 09:00 | comments(2) | trackbacks(0) | 
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      << トラの絵本:『あずきがゆばあさんとトラ』 | main | トラの紙芝居:『トラのおんがえし』 >>

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      2011.10.31 Monday 09:00 | - | - | 
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        つちねこ (2010/01/21 11:25 PM)
        こんばんわ♪

        な、なにげに一番悲惨なのはジャッカルかなーと… ( ̄∇ ̄;)
        トラはあるイミ、因果応報なところがあるように思いましたけど、
        ジャッカルは忠告を受け入れてもらえない上に、
        巻き添えをくって… (ノД`)シクシク

        …あ、でもよく見たら、そもそも『おこぼれ』をもらおうという方なんですねぇ。

        勇敢なおかみさんよりも、カワイそう(?)なキャラクターの方に目がいってしまう、天邪鬼なつちねこでした〜 ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
        ナン (2010/01/23 8:59 PM)
        つちねこさんへ
        こんばんは〜☆
        そうなんですよね。
        確かにジャッカルは哀れに思えますよね。
        でも、昔話って昔の人の生活の中から生まれた物語で、これも食うか食われるかのお話しなんですよ。
        トラとジャッカルはペアになって獲物を狙っているので、2匹がいなくならなければ、お百姓の牛が2匹に食べられ、百姓は牛が食べられてしまえば、畑が耕せなくなったり、牛乳が搾れなくなるわけで、自分たちが生きていかれなくなるのです。
        臆病なトラは脅して追い払えば戻ってくることはないでしょうが、ジャッカルは逃げ出したりしませんから、退治しない限り自分たちが危うくなるのです。
        昔話が残酷だと言われるのは、こうしたことからきているのでしょうが、生き物は他の生き物を食べることで、生きることができるのですよね。
        生きるための厳しい掟と生きる知恵を語り伝えているのが、昔話だと思うんです。
        一時期、表面的な昔話の残酷さを変えて再話されたことで、本来の昔話が誤解されるようになってしまったのは残念な気がします。