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Komorebi Houseおすすめ絵本や昔話の紹介ブログ。
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『おとなしい めんどり』と「小さい白いにわとり」
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 この絵本と初めて出合った時、思いだしたのは、小学校の時に国語の教科書に載っていたと記憶している 『小さい白いにわとり』 のお話しです。今でも、大体のストーリーとフレーズを覚えています。 小さい 白い にわとりは みんなにむかって いいました。 「この たね だれが まきますか?」 ぶたは いやだと いいました。 いぬも いやだと いいました。 ねこも いやだと いいました。 小さい 白い にわとりは ひとりでたねを まきました。 こんな感じで、小麦の種を蒔き、育て、刈り取って、最後にパン?を焼き、「このパン 誰が食べますか?」と聞くと、みんな食べるという、お話しです。 さて、この 『おとなしい めんどり』 も、内容はほぼ同じです。 居心地の良い小さな家に一緒に住んでいた、ねこと、いぬと、ねずみと、おとなしい赤いめんどり。 ねこといぬとねずみは、いつも寝てばかりで、ひとり忙しく、家の中の切り盛りをしているのは、おとなしい赤いめんどり。 ある日、小麦の種を見つけためんどりは、誰か、この小麦を蒔いてくれるかと尋ねますが、ねこも、いぬも、ねずみも断ります。 めんどりは、ひとりで種を蒔き、毎日世話をします。 小麦を刈り取る時も、粉にひく時も、お菓子を焼く時も、誰も手伝ってくれません。 ところが、お菓子の焼けるいい匂いがすると、みんな台所にやって来ます。 「だれか このおかしを たべる?」と、めんどりが聞くと、みんな、「食べる」と答えるのですが…。 めんどりは、ひとりでお菓子を全部食べて、それからは、家の中の仕事も助け合ってするようになったというお話しです。 ところで、教科書に載っていたお話しは結論が載っておらず、 「小さい 白い にわとりは どうしたでしょう?」 という、疑問形で終わっていた気がします。 「優しいにわとりは、みんなにもパンをわけてあげて、ずっと仲良く暮らしました…」とさ。 と、いう結末にしたものの…、どこかに割り切れない気持ちを引きずっていたような…。 そんな訳で、ひとりで食べたという、この絵本と大人になって出合った時に、なんだかスッキリした気がしたものです。 さて、久しぶりにお話し会で読んでみて、「このお話し、昔、教科書に載っていたわよね?」と言ったら、私より少し上の人が誰も知らないと言うのでびっくり!!! 地域とか年代で違いがあるのでしょうね。 Comment
ナン (2010/05/21 9:03 PM)
えれんさんへ
こんばんは〜☆ 「小さい 白い にわとり」知りませんか? 誰か、「知ってる〜〜〜」「懐かしい〜〜〜」 という人が現れることを、秘かに期待していたのですが…(-_-;) お話し会は子どもが幼い頃、通っていたのが縁で、お手伝いをするようになり、細々とですが、12年近くなります。 と言っても、仕事の都合で休みが取れなくて、殆んど参加できないことが多かったのですが…。 今の職場はシフト制で、土・祝日出勤がある変わりに平日のお休みが比較的、希望をきいてもらえるので、以前からのお話しの会にはなるべく参加するようにしているのです。 職場でも、幼児向けと、大人向けに月一回、お話し会をやっています。 楽しみにして下さる方がいると、嬉しいですよね。
となりのみよちゃん (2015/05/04 7:56 PM)
ナンちゃんへ
「小さい白いにわとり」私も知ってますよ〜 小学校一年生で習いました。私が習った時は 最後ににわとりが一人で食べるところまで書いてありました。 それまではお姫様のお話ばかり読んでいたのに 初めて心がドキッとした物語でした 今でも心に残るお話のひとつです。 Trackback
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『小さい白いにわとり』のお話は、私も初めてですよ〜 教科書には載っていませんでしたね。
『おとなしい めんどり』も、初めて知りました。
お話は、同じようなことですね。。
ねこ、いぬ、ねずみ達は、何も手伝わずに出来上がったものを食べようなんて、虫が良すぎますものね〜 自分一人で食べたと云うところがミソなのでしょうね。。
自分一人で食べて皆にあげないという・・・何でも皆が助け合ってしないと、最後に出来上がったものは食べれませんよっと云うことなのでしょうね。
ナンさんは、お話会で絵本を読み聞かせしているのですね〜
直に、皆様の感想や意見など反応が返ってきますので、読んでいても やり甲斐があると思いますね♪
細く長く続けられると良いですね。(*^_^*)