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Komorebi Houseおすすめ絵本や昔話の紹介ブログ。
将来の夢の絵本店の名前をブログ名にしました。 子どもにも大人にも喜んでもらえる絵本の店が理想です。 木漏れ日の下でほっと一息、ついていって下さい。 |
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『ビック・オーとの出会いー続ぼくを探しに』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介
この絵本は「続ぼくを探しに」という副題がついています。 前回、紹介した絵本『ぼくを探しに』の続編ともとれますが、内容は決して続きの物語ではなく、別のストーリーとして楽しめます。 私自身も、こちらの本と出会ったのが先でした。 『ぼくを探しに』のぼくは、欠けている部分がある丸い形をしていますが、この絵本はかけらが、主人公です。 そして、自分にぴったり合う相手を探しに行きます。 なかなか、ぴったりと合う相手を見つけられないのですが、ビック・オーと出会い、自分が丸くなることで、自分の力で前に進んでいくことを教えられるのです。 自分に足りない部分を与えられることを求めていた自分! 何か自分にぴったりの物(人)があるかもしれないと思っていた自分! 本当に大切な事は、自分が進んでいくことで、得られるものかもしれないと知らされた気がしました。そして、勇気をもらえました。 この絵本も、おかれている環境によって、いろいろな受け止め方ができます。 この絵本の作者、シェル・シルヴァスタインは、私の好きな絵本『おおきな木』の作者でもあります。この絵本は、ブログ友達のつちねこさん が、最近ブログで紹介してくれています(コチラ)。つちねこさん、ありがとうございます。
『ぼくを探しに』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 「ぼくを探しに」 この絵本は、何かにつまづいた時、自分を見つめ直したくなった時、ふと、読み返したく絵本の中の一冊です。 一見、子どもの落書きとも見える、シンプルな絵! けれども、ページを読み進めていくうちに、 かけらを探しているぼくが、自分自身のように思えてきます。 どんな人でも、自分が完璧だと自信を持っている人は、ほとんどいないのではないでしょうか? 誰でも、自分の心の中の欠けている部分があり、それが満たせればと、心のどこかで思っているのでは? でも、もし、自分の心の欠けている部分にぴったりの物を見つけたら、それだけで本当に幸せになれるのかな? 心の中の満たされない部分を、100%満たしてくれるものなんて、本当に存在するのでしょうか? この絵本の解釈は十人十色!その人その人で、様々な捉え方ができる、奥の深い絵本です。 手に取って読んでみて下さい。 百人いれば百通りの、解釈がある、そんな絵本です。 初めて読んだ時、 でした。
『ロージーのおさんぽ』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 夕御飯の前に、にわとりのロージーは、散歩にでかけます。 そんなロージーを、狙っているのは、きつね! この絵本の凄いところは、きつねの行動や気持ちを、すべて、絵で表現しているところです。 きつねは、何度もロージーに襲いかかろうとしますが、その度に、失敗! あわれなきつねは、熊手にぶつかったり、干し草の山に埋もれたり、池に落ちたり… 今度こそ、今度こそという、文字には無い、きつねの声が聞こえてきそうです。 ロージーはそんなきつねの様子に全く気付かずに、始終マイペースで歩き続けています。 最後に蜂に追いかけられて逃げていく行くきつねにも気づかず、「夕御飯に間に合った」と、帰ってくるロージーにホッとする反面、妙に感動を覚えたり…。 絵本の本当の楽しさを教えてくれる、味わい深い絵本です。
母の日のプレゼント(^^)v
[ 日々の出来事 ]
昨日の母の日の、娘からのプレゼントは、『はらぺこあおむし』 のストラップ。
私にぴったりだと思っているのか、昨年のプレゼントも『はらぺこあおむし』のクリアファイルでした。 最近、と言いますか、ある年齢を超えてから、すっかり食欲も落ちたのですケド…。 今、n(ー_ー?)ン? という視線を感じたのは気のせいでしょうか? この、ストラップは、はらぺこだったあおむしが最後はチョウになるという絵本からとったもの。 ちょうか(そうか)!!! 「最後にはチョウになって羽ばたいてね」というメッセージ かな? 今はさなぎというところでしょうか? よーし! いつかは私もチョウになるぞ〜。 ナンのこっちゃ これが、その写真です。 真ん中が今回貰ったストラップ 左は以前、大切なブログ友から頂いたもの そして、これが『はらぺこあおむし』の絵本です。
『ジオジオのかんむり』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 先日、友人に「母の日に絵本を贈りたいんだけれど、どんな絵本がいいかしら?」と、聞かれました。 お母さんに感謝の気持ちを込めた絵本はいろいろありますが、友人のお母様が80歳近い年齢で、子育てもとうに終え、孫たちも成長している(次は曾孫が楽しみかな?)ことや、幼い頃に母親を亡くして苦労してきた事、若い頃からずっと仕事をしてきた事、等を考えて、薦めた絵本の中の一冊がこの、『ジオジオのかんむり』です。 ジオジオは、表紙の絵に描かれているライオンです。年老いたジオジオは目も見えにくくなっておりましたが、内面の寂しさを理解してくれる者は誰もいません。金色の冠をかぶった、百獣の王であるジオジオは、老いてなお、みんなから恐れられており、孤独でした。 そんなある日、せっかく産んだ卵をだめにされてしまった、鳥に出会ったジオジオは、自分の冠の中に巣を作るように勧めます。 鳥はジオジオの勧めに従い、冠の中に巣を作ります。もう誰からも卵を狙われる心配がなくなった鳥は、ジオジオとともに、卵が孵るのを待ちます。 ジオジオは卵を気遣い、鳥との間に信頼が芽生えます。 卵から孵ったひな鳥たちは、ジオジオにとって、孫のような存在でしょうか? ますます、老いてしまい目もほとんど見えなくなってしまったジオジオですが、小鳥たちの鳴き声と、ジオジオを恐れずに頼りにしてくれている信頼感が、ジオジオの心に穏やかな優しい時間を運んできてくれたのです。 誰もが避けて通れない老いへの恐怖と孤独。人に薦める事で改めて、自分も考えさせられた絵本でした。
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