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2011.10.31 Monday  | - | - | 
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    『あめだま』

    [ 紙芝居 ]
    JUGEMテーマ:おはなし&図書ボランティア
     
         
        新美南吉作、東川洋子脚本、野村たかあき画
       教育画劇

     今回の紙芝居は『あめだま』です。
    『あめかいゆうれい』と違って、幽霊は出てきませんが、恐〜い(顔の)お侍さんが出てきます。

     渡し舟が岸を離れようとした直前に、怖そうなお侍さんが舟に乗り込んできました。
    舟の中には幼い2人の子供連れのお母さんもいます。
    舟に乗っている人々は、一瞬緊張に包まれました。

     ところが、お侍さんは居眠りを始め、舟に乗っている人もホッとしたのもつかの間…、2人の兄弟があめだまが欲しいとお母さんにせがみ始めました。

     けれども、お母さんの持っていたあめだまは1つだけ。
    向こう岸に着いたら、買ってあげるというお母さんの言葉に耳もかさず、2人は駄々をこねます。
     2人の騒ぎでお侍さんが目を覚まさないかとお母さんはヒヤヒヤ

     ついに、お侍さんは起き上がると、刀に手をかけました。

     子どもたちが切られてしまう! 

     慌てて、子どもたちをかばうお母さん。
    誰もが恐怖におののいた瞬間に、お侍さんの口から出た言葉は、

    「あめだまを貸せ」

     そして、刀をひと振り、…すると、見事に!!!

     子どもたちは怖さと嬉しさで…

     舟の中はたちまち、和やかな雰囲気になりました。

     原作は新美南吉。ホッとさせられる、温かいお話しです。
    子どもから大人まで楽しめる紙芝居です。

     また、絵本にもなっています。


    新美 南吉
    にっけん教育出版社

    2009.07.30 Thursday 23:57 | comments(6) | trackbacks(0) | 
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      紙芝居:『あめかいゆうれい』

      [ 紙芝居 ]
       暑い夜を涼しくする、怖〜〜〜い紙芝居の3作目は『あめかいゆうれい』です。

       この紙芝居は幽霊話しではあるのですが、ホロリとさせられるお話しです。
      高齢者施設で演じましたが、特に女性の方に好評の紙芝居でした。
      怖いお話しでありながら、感動するお薦めの紙芝居です。

             
              
            
            安田 浩著、清水耕蔵画  教育画劇

       一枚目の絵の飴やさん、子どもたちが近くで遊んでいるのにもかかわらず、飴を買いに来る子はほとんどいません。

       そんなある日の真夜中に戸をたたく音がして女の人が飴を買いに来ました。
      弱弱しい声で飴を求め、小銭を渡す女性。

       次の夜も、またその次の夜も飴を買いに来る女性に、飴やのご主人は「昼間に来てほしい」と頼みますが、事情があって夜しか来られないとの返事。

       飴やのご主人が女性の後をつけると、お墓の方に行き、墓場からは、赤ん坊の泣き声のようなものが聞こえます。

       ご主人がお寺の和尚さんに今までの事を話すと、 和尚さんは数日前に泊めて欲しいと訪ねてきた身重の女性が亡くなったので、お墓に埋めたことを話して聞かせてくれました。

       気になった二人がお墓にいってみると、赤ちゃんが泣いています。
      母親は自分が亡くなった後に赤ちゃんを産み、お乳が出ないので飴を買って我が子に与えていたのです。

       赤ちゃんはその後、お寺で大事に育てられました。
      それにしても、死後も赤ちゃんのことを心配する母親の行動が胸を打ちます。

       そして、飴やさんも「子育て飴」として、お店も繁盛するようになったという、怖さあり、感動あり、ハッピーエンドの昔話紙芝居です。

      2009.07.27 Monday 00:26 | comments(4) | trackbacks(0) | 
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        紙芝居:『のっぺらぼう』

        [ 紙芝居 ]
         先日の 夏になると読みたくなる怖〜い紙芝居の続きです。
         怖い紙芝居の中でも、特に好きな紙芝居の1つがこの、『のっぺらぼう』です。
         読み方によって、最終に至るまでがかなり怖いので、小さなお子さんの前で演じた事はありませんが、高齢者施設では何度か演じました。
         小学生(中学年以上)くらいなら楽しめると思います。

         主人公は「怖いのもがない」と、豪語する、ごんじゅうろう。
        肝だめしに村人たちが怖がって近寄らない場所に釣りに出かけると、魚が釣れるは釣れるは…

         夢中になって釣っていると、辺りが急に薄暗くなってきて…。
        「おいてけぇ〜〜〜」
        と言う、不気味な声も聞こえて来ました。

         さすがのごんじゅうろうも気味が悪くなり慌てて帰りかけると、向こうから人がこちらに向かって歩いて来るのが目に入りました。
         ホッとしたのも、束の間、なんだか様子が変です。

         その女性がつるりと顔をなでると、女性の顔は…
        のっぺらぼう!

         驚いて駆け出し、近くの屋台に逃げ込むとなんと、そこのご主人の顔も…!!!

         最後に、やっとの思いで転げるように自分の家にたどり着き、震えながら女房に今までの事を話すと…

         女房も顔をつるりとなでて、その人たちは、
         「こんな、顔だったかぇ〜」  

         
        「ぎゃぁ〜〜〜〜〜」
         さすがのごんじゅうろうも気を失ってしまいました。

         そこへ、ごんじゅうろうを探しに来た、村人たち。
        まだ、日は高く、お腹がいっぱいになって、満足顔の狐が一匹というオチが、笑えます。

         でも、家に帰って女房に会っても、当分はビクビクしているのでは…???
         
         私は、ホラー映画はまったく駄目で、遊園地のお化け屋敷に入るのも苦手ですが、紙芝居は映像と違って怖いお話でも、どこか人間臭さがあるといいますか、怖さを楽しめる一面もあります。

         暑〜い夏は、怖い紙芝居でもいかがですか?
        交通費実費で出張上演致します。寒いギャグ付きで、ますます、涼しくなりますよ。
        2009.07.23 Thursday 18:05 | comments(2) | trackbacks(0) | 
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          虹色トレイン♪♪に乗って…夢に向かって出発進行♪

           「オリジナルギフト絵本のコラボ制作をしてみない?」

           ブログ友達の七色ぽけっとさん(ブログ、虹色トレイン♪♪)から、そんなお話しを戴いたのは5月の中旬でした。

           私は以前、童話作家を夢見ていたことがあり、「童話コンクール」に原稿を応募したことも、何度もありました。
           書き上げた直後は、「これぞ傑作!!!」とばかりに感激し、発表の日をカレンダーの隅に小さく印をつけて、楽しみに待っていたものです。

           ところが…、発表の日を過ぎてもナンの連絡もなく、一ヶ月ほど過ぎて『公募ガイド』という、公募雑誌を買うと、私が応募したコンクールの入選者と入選作品が載っています。 
           それを読んで自分の作品とのあまりの違いにガックリ…

           そんな事を繰り返しておりました。

           童話創作や公募を止めてしまったのは、自分の才能のなさを誰よりも自分で感じていたからと、思うような作品が書けないもどかしさを感じたからかもしれません。

           それから、10年程、童話創作の夢は忘れかけていた日々でした。

           そんな、ある日、七色ぽけっとさんのイラストと出合い、七色ぽけっとさんとも親しくお付き合いさせて戴いている内に、「絵本のイラストを描いてもらえたらなぁ〜」ナンて、とんでもない考えを秘かに抱くようになったのです。
           私が絵本が好きな事、いつか自分の絵本を出版できたらという秘かな願望を持っている事を知って、上記の声をかけてくれたのです。

           最初は嬉しさや感動よりも、驚きと戸惑いの方が大きくて、「えっ?本当?私でいいの?夢を見ているんじゃないのかしら?」
          と、思いながらも作品の第一稿を書きあげ、図々しいことに、ずっと以前に書いた別の三作品と一緒に七色ぽけっとさんに郵便で送りました。

           別の作品を一緒に送ったのは私がどんな感じの作品を書くのか、イメージと合っているかを判断して欲しかったからです。
           それから、2〜3日後に、ニコブック(HPはコチラ)の編集長さんから、原稿が出来たと聞いたので送って欲しいと、連絡がきました。私は、第一稿を、そのまま、ニコブックに送りましたが、その頃はまだ、現実味がなく、「これは駄目ですね。」と言われることや、大きく書き直しさせられることを覚悟していました。
           
           ところが、駄目だしも何もなく、すんなり受け入れてもらえた時は反対に焦りました。
           
           そして、しばらく待つと契約書が送られてきて… 
          と、ここら辺りで、ようやく実感がわいてきました。  

           しかし、これから長い時間をかけて作品をイメージし、お腹の中で(じゃなかった)心の中で、大きく育てながら創りあげて下さるのは、イラストレーターの七色ぽけっとさんです。
           今の私は、我が子の誕生を今か今かと待ちわびるパパの心境です。
           オリジナル絵本の完成予定は10月頃とのこと。
           どんな赤ちゃんかしら?
           

           七色ぽけっとさんの素敵なイラストの絵本のパパになれること、本当にハッピー*ラッキー   な、幸せ者だと感謝しています。

           七色ぽけっとさんが、ブログ「虹色トレイン♪♪」とホームページでコラボ絵本の事を紹介して下さっています。(コチラをご覧下さい) (ホームページはコチラ
          2009.07.21 Tuesday 21:55 | comments(18) | trackbacks(0) | 
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            紙芝居:『おぶさりてい』

            [ 紙芝居 ]
             夏に読みたくなる紙芝居といったら、 海や海水浴に関係あるものと並んで、お化けのお話しがあります。

             ただ、私自身が、ホラーものは苦手なので、お化けのお話しといっても、身の毛のよだつほど怖いというものではなく、ユーモアもあり、最後がホッとできるものを選びます。



                市川京子脚色、夏目尚吾画  教育画劇


             この『おぶさりてい』は、子どもの頃読んで、記憶に残っている、『とっつこう ひっつこう』という昔話と話しの筋は似ています。

             この紙芝居には仲の良い、ご夫婦が出てきます。
             ただ、ご主人がひどく臆病なのを気にした奥さんは、ある夜、夕顔の花でご主人を脅かします。
             自分が怖いと思っていたのが夕顔だったとわかったご主人の臆病はピタリと直り、それどころか、村人が怖がっている化け物退治に出かけます。

             野原で立っていると、どこからか不気味な声が…

             「おぶさりてい」という化け物を背中におぶって家に帰ると奥さんは怖がりますが、翌朝目が覚めると…なんと、まぁ

             いかにも、昔話らしい結末です。

             紙芝居とは内容も少し異なりますが、こんな絵本も出ています。
             紙芝居よりも、こちらの方が、怖さはあります。


            2009.07.20 Monday 23:25 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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