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Komorebi Houseおすすめ絵本や昔話の紹介ブログ。
将来の夢の絵本店の名前をブログ名にしました。 子どもにも大人にも喜んでもらえる絵本の店が理想です。 木漏れ日の下でほっと一息、ついていって下さい。 |
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『あんもちみっつ』
[ 紙芝居 ]
『あんもちみっつ』は、8場面の短い紙芝居ですが、お子さんから大人にも楽しめる紙芝居で、お話し会等の間に、息抜きで入れたりと、広く使える紙芝居です。
内容は、昔話や笑い話によくある、だんまりくらべ。 先に話したり笑ったりした方が負けという、単純ですが楽しいゲームを題材にしています。 この物語の主人公であるおじじと、おばばにとっては、楽しいゲームとは程遠いのですが、その真剣さに、見ている人には笑えるお話しになっています。 3つのあんもちを、一つづつ食べたおじじとおばばが、残りの一つのあんもちをめぐって、にらめっこを始めます。 先に笑ったり、声を出した方が負けです。 二人はどちらも譲らず、勝負を続けているうちに、とうとう、夜が更けてしまいました。 そこへ、こっそりと忍び込んできたのは、どろぼう。 どろぼうは最初、2人を見て驚きますが、動かずに黙ったままなので、人形だと思い込んで安心します。 その時、どろぼうの目に止まったのは、美味しそうなあんもち。 手を伸ばして食べようとします。 さあ、大変。 それを見て、思わず叫んでしまった、おばば。 どろぼうは、大慌てで逃げて行ってしまいました。 めでたし、めでたし…? でも、どろぼうには食べられなくて済みましたが、あんもちは勝負に勝ったおじじに、食べられてしまいました。 最後にあんもちを食べる時のおじじの嬉しそうなこと。 おばばはかわいそうですけれどね。 さて、だんまりくらべの昔話は他にもありますが、ここまでくると凄まじい、究極のだんまりくらべと言えるのが、スリランカの昔話『五つのだんご』です。 なにしろ、村人に死んでしまったと思われて、墓穴に入れられても、黙っているのですから…。 そのお話は、また後日、紹介します。
大人向けのお話し会を開催しました
[ 紙芝居 ]
JUGEMテーマ:おはなし&図書ボランティア 敬老の日にちなんで、大人(主として高齢者)対象のお話し会をやってみました。現在の職場では初めての試みです。 連休中でもあり、はたして来てくれる人はいるのだろうかと、ドキドキしていましたが、足を運んで下さった方がいて、ホッとしました。 今回の内容は、紙芝居2作品、絵本1冊、昔話1話です。 絵本は、以前紹介した、 『だって だっての おばあさん』 (コチラ)。 紙芝居は『ねずみのほりもの』という、きっちょむさんのとんちばなしと、『やまんばと三まいのおふだ 』です。 『ねずみのほりもの』は、木の彫り物のねずみを自慢している長者様に「自分だって、宝物のねずみの彫り物を持っている」と言ってしまったきっちょむさん。 「明日、持ってこい」と言われ、一生懸命に自分でねずみの彫り物を作りますが…。 出来上がった、不格好な彫り物を見て、長者様は大笑い。 どちらがねずみらしいか、猫に決めてもらうことに…。 さぁ、猫はどちらのねずみを選ぶでしょうか? という、お話し。 『やまんばと三まいのおふだ』は、前編と後編に分かれています。 前編は、小僧さんが山へ栗拾いに行き、暗くなったので、優しそうなおばあさんの住む一軒の家に泊めてもらうと、夜中に包丁を研ぐ音。 おばあさんは、実はやまんばだったというところまで。 後編は、やまんばに捕まったこぞうさんが三枚のお札を使ってお寺に逃げ帰り、和尚さんがやまんばを退治するお話しです。 前編、後編と分かれているので、敢えて続けて演じないで、間に違うプログラムを入れ、最初の方と後半に分けて、演じてみました。 昔話に選んだのは、『うばすて山』。 『子どもに語る日本の昔話』(こぐま社)の中に収められている、お話しを選びました。 飢饉が続いて、年寄りは山に捨てるようにという厳しい御触れが出たので、親孝行の息子が仕方なく母親を山に捨てに行きますが、どうしても置き去りに出来ず、連れて帰って、家の床下に穴を掘って、母親をかくまいます。 ある日、隣の国の殿様に知恵比べをしかけられ、誰もいい知恵が出せないで困っていたところ、母親の知恵で難題を切り抜け、殿さまも「年寄りの知恵」に感心して、うばすての習慣を止めたという心温まるお話しです。 子供向けのお話し会はいろんな場所で開催されていますが、大人向けはほとんどありません。 でも、大人だってお話しを聞くのは案外、楽しいものです。 今後も定期的に続けられたらいいなぁと、思っています。
『おかあさんのパンツ』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 いくらおかあさんのお尻が大きくたって、それは大げさよ〜、と考える前に笑っています。先日、久しぶりにお話し会に参加した時に、他のメンバーが読んでいた絵本 『おかあさんのパンツ』。 発想が面白くて、楽しくて、笑いながら聞いていました。 わたしのパンツをおかあさんがはいたら…という、絵本。 → サクランボ模様はりんごになるし、さかなはクジラに? それから、それから…。 これは何になるかな〜と、子どもたちと考えながら、当てっこするのも楽しい絵本です。 3冊目まで出ているようなので、是非、他の2冊も読んでみたいです。
『だんまりこおろぎ』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 秋になり、虫の音が聞こえる季節になると、読みたくなる絵本がこの 『だんまりこおろぎ』です。 作者は、エリック=カール。 生まれたばかりの、こおろぎぼうや。 大きなこおろぎに会って、あいさつしようと羽をこすりますが…。 小さな羽は、音を出して(鳴いて)くれません。 それからも、次々にいろんな虫たちに会い、その度に、あいさつしようと試みます。 けれども、やっぱり、羽をこしこししても、音がでなくて、うたえません。 バッタ、かまきり、セミ…、いろんな虫に出会った後で、こおろぎぼうやは、きれいな色の蛾に会います。 蛾は静かに飛んで行きました。 こんな静かな出会いも、いいものだなと感じるこおろぎぼうや。 そして、こおろぎぼうやは、女の子のこおろぎに出会います。 こおろぎぼうやは、もう一度、羽をこすってみました。 すると…。 今度は、きれいな音で(声で)鳴くことができたのです。 色彩もとてもきれいで、それだけでも充分に価値のある絵本だと思いますが、最後のページをめくると、光センサーで、本当に鳴き声が聞こえるのです。 初めてこの絵本を読んだ人は、最後のページで驚きます。 こおろぎぼうやの羽がページを追う毎に、少しづつ大きくなっているのも、最後のシーンを連想させてくれる、美しくて楽しい、仕掛け絵本です。
敬老の日におススメの紙芝居
[ 紙芝居 ]
今日は、敬老の日におススメの紙芝居を紹介します。
この、『おなべとことこ』は、以前も記事にしたことがあります。 本田カヨ子文、前田康成画 教育画劇 この、おばあさんの優しそうな笑顔。 大切なおなべを、ぴかぴかに磨いています。 ある日、お米がなくなってしまい、お粥が炊けなくなったおばあさんが、お鍋に謝ると、お鍋がおばあさんのために、お粥を探しにいくというお話し。 ハッピーエンドで、お話しのテンポもよく、幼時から高齢者までおススメの紙芝居です。 過去の記事はコチラをご覧下さい。 昔話の紙芝居や笑い話、とんち話などは、高齢者に人気の高い紙芝居が多くあります。 これから、少しづつ、紹介していきたいと思います。
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