[ - ]
一定期間更新がないため広告を表示しています
Komorebi Houseおすすめ絵本や昔話の紹介ブログ。
将来の夢の絵本店の名前をブログ名にしました。 子どもにも大人にも喜んでもらえる絵本の店が理想です。 木漏れ日の下でほっと一息、ついていって下さい。 |
にほんブログ村 |
『野風増』
[ 日々の出来事 ]
先日、七色ぽけっとさんに、HPに載せたいのでと、あとがきのご依頼があり、書いている時に、ふと思い浮かんだ歌があります。 (記事はコチラ)
オリジナル絵本『しあわせな いちにち』の主人公は女の子なので、勘違いされた方も多いのですが、私の第一子は男の子です。 その、長男が先日、二十歳の誕生日を迎えました。 上の子が二十歳になることが、こんなに感動するものだとは思いませんでした。 幼い頃は、アトピーや、喘息で、夜中に発作を起こすと、発作の最中は、苦しくて泣くことも出来ず、少し収まると泣き、また、発作が始まりを繰り返し、可愛そうだけど、代わってあげることも出来ず、一緒に泣いていたことなどを、思い出してはこみ上げるものがありました。 息子が幼かった頃、私は時々、河島英五の『野風増』という歌を、口ずさんでいました。 「おまえが、二十歳になったら…、…、 いいか、男は、大きな夢を持て、…」 息子が二十歳になったら…、なんて、思いながらも、そんな日が来ることが、遠い未来の様な気がして、具体的には想像もできなかった、あの頃。 でも、過ぎてみれば、もう、20年も経ってしまったのかと、信じられないような、過ぎしまった時間をもう一度取り戻したいような、ナンとも言えない、切ない想いがわいてきました。 歌詞も全部は覚えていなかったので、久しぶりに聴いてみたくなり、You Tube で、探してみました。 動画が載せられないので、そのページを載せます。(http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=HnOUqOPBWpQ)
ありがとうございました
[ オリジナル絵本・童話 ]
この度は、オリジナル絵本発売に伴い、ブログ上や、あしあと、エディタ等で、皆様に多くのお祝いのお言葉を戴きまして、 本当にありがとうございました。
七色ぽけっとさんのHPにも、心温まるメッセージが沢山届いており、ブログ友達の励ましや応援に支えられての絵本誕生だったのだという想いを、改めて強く感じております。 人の心の温かさに、感動させられました。 完成したものを読み返してみると、「ここの表現がおかしかった」とか、「ここはこうすれば良かった」とか、「これは変でしょ!!!」等、自分で突っ込みを入れたくなる個所があったり… 最後に文章の見直しができなかったのは、少々、心残りでしたが、文の拙さを包み隠してくれる、七色ぽけっとさんの素敵なイラストに、私も癒されました。 応援して下さった皆様に、簡単ではありますが、お礼の言葉を述べさせて戴きました。 本当にありがとうございました。
オリジナル絵本:「しあわせな いちにち」製作秘話 その2
[ オリジナル絵本・童話 ]
オリジナル絵本、『しあわせな いちにち』では、ペンネーム(大木 杏)を使っています。
私は子どもの頃から、どうしても自分の名前が好きになれず、作家になればペンネームを好きな名前にできるという理由だけで、作家になりたいと思ったこともありました。 『赤毛のアン』に強く惹きつけられた最初の理由も、アンが自分の名前を好きでなかったところに共感が持てたからです。 大木は大好きな絵本『おおきな木』から、取っています。 杏は、『赤毛のアン』のアンからです。(一部の人たちの間では、アンは私のニックネームでもあります。) そのため、ローマ字もこだわってAnne にしました。 さて、ストーリーについてです。 主人公は、年齢的には3〜5歳くらいの女の子。 「自分は本当にママに愛されているのかな?」と、ちょっぴり不安に感じることもあるお年頃。 ある日主人公は、「ママが今までで、一番嬉しかったのはいつ?」と、尋ねます。 「主人公の産まれた日」と、ママが答えてくれるのを期待して…。 でも、ママは主人公がお腹にいることがわかった日だと答えます。 それから、ママはその日から、主人公が産まれる日までの事を女の子に話します。 どれも特別なことではなく、誰にでもある普通のことです。 ママが、主人公が産まれた日のことを話し終わった時に、パパが帰ってきます。 その日は、主人公のお誕生日で、3人でお誕生日のお祝いをしたという、シンプルなストーリーです。 内容は、イラストレーターの七色ぽけっとさんが、HP「虹色トレイン♪」で、公開してくれることになっておりますので、そちらをご覧下さい。(HP虹色トレイン♪は、コチラです。) この絵本は主人公への想いは勿論ですが、子育て中のママへの想いも込めています。 子どもが生まれた時は、元気で産まれてきてくれただけで、幸せだった筈なのに、子どもが成長するにつれ、必要以上の期待をかけてしまったり…。 日々の育児の中で、ストレスが溜まりがちなママ。 そんな時、初めて自分の赤ちゃんを抱っこした時の幸せな気持ちを思い出すことで、育児の悩みが少しでも軽くなればいいなぁ〜と。 一番伝えたかったこと、それは、七色ぽけっとさんが、原稿を読んでくれた時に頭に浮かんだという言葉そのままです。 「(私の元に)産まれてきてくれて、ありがとう!」 自分自身の育児を振り返ると、反省することばかりですが、今、改めて、自分の子どもたちにも、この言葉を贈りたいと思っています。
オリジナル絵本:「しあわせな いちにち」製作秘話
[ オリジナル絵本・童話 ]
ブログ友達、七色ぽけっとさん とのコラボ作品である、オリジナル・ギフト絵本 『しあわせな いちにち』 が、ニコブック(ホームページはコチラ)より、発売間近となりました。
発売に先立ち、このオリジナル絵本誕生までのことを、振り返ってみたいと思います。 オリジナル絵本というのは、店頭に並んでいる絵本ではありません。 注文者が、贈り主に合った、特定の日にちや名前を指定して注文する絵本です。 今回の絵本は、女の子の誕生日に向けて贈る絵本という、設定です。 以前、七色ぽけっとさんはニコブック発行の、『3つのこころ』という、男の向けの絵本のイラストを描いております。 その絵本を実際に友人に贈られた方より、「女の子向けの絵本も是非…」というリクエストが寄せられたことが、2作目のきっかけになったと思われます。 (詳しくはブログ「虹色トレイン♪♪」を見てね) 最初に、七色ぽけっとさんからコラボのお話しを戴いた時、とても嬉しかったのですが、この事はプレッシャーにもなりました。 リクエストをされた、つまり、七色ぽけっとさんのイラストに魅せられた方からの、期待をされての2作目です。 七色ぽけっとさんのイラストの魅力を引き出せる文が書けるのだろうか?という、不安な気持ちがありました。 それから、ギフト絵本の性質上、主人公の年齢等、主人公像が設定できないことに対する、戸惑いもありました。 そんな事を考えながら選んだのは、不要な描写はすべて省いて、ほとんどを会話形式にした展開です。 描写はイラストレーターの七色ぽけっとさんに託し、会話だけの原稿を渡された七色ぽけっとさんは、随分、迷われたのではないでしょうか。 おまけに、物語の中での時間経過はほんの数時間。 会話の中では、数ヶ月の時間の経過があるのですから、随分と画家泣かせの原稿だったと思います。 そんな原稿にもかかわらず、主人公や両親の気持ちを温かく描いている七色ぽけっとさんのイラストは見ていると、優しい気持ちになれます。 幸せな想いにあふれた素敵なイラスト。 私が一番言いたかったこともイラストから伝わってきます。 絵本が好きな私としては、最初は「オリジナル絵本」に対して、これは一般的な絵本とは違い、ギフト絵本だという、こだわりがありました。 けれども、読んで下さった方が幸せな気持ちになってもらえたら…という、七色ぽけっとさんの温かなメッセージがこもった、素敵な作品に仕上がったことで不安も戸惑いも、ふきとんでしまいました。 次回は、内容を載せてみたいと思います。
『でっかいぞでっかいぞ』
[ 紙芝居 ]
何がでっかいかって、お話しのスケールがでっかいのです。 リスが栗の実を拾いました。 さっそく食べようかと思いましたが、リスは考え直します。 この場で食べれば無くなってしまうけれど、栗の実を育てれば3年待てば、栗が沢山食べられると…。 このあたりは、前回紹介した『かにむかし』(さるかに合戦)に通じるところがあります。 さて、リスが栗の実を土に埋めて、大切に育てていると、ウサギやサルがやってきて、3年も待たないですぐに食べればいいのにと言います。 それでも、リスは耳をかしません。 すると、次にやって来たクマは、リスを褒め、素敵なプレゼント?をおいていきます。 そのプレゼントとは… でっかい、うんち。 リスはクマのうんちを、丁寧に土に梳き込みます。 すると、土がだんだんと盛り上がり…、どんどん大きくなって…。 大きな木が生えてくるのかと思いきや、でっかいでっかい栗の実が出てきます。 その栗はあんまり大きいので、みんなで食べても100日も食べられたとか。 子どもたちにウケたのは、クマが大きな置き土産を残してくれた場面。 最後に大きな栗が出てきた場面では、連れてきたお母様方にウケていました。 田島征三氏の絵もダイナミックで、ナンとも楽しい発想の紙芝居です。
| 1 / 3 PAGES | >>
|
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.
|