[ - ]
一定期間更新がないため広告を表示しています
Komorebi Houseおすすめ絵本や昔話の紹介ブログ。
将来の夢の絵本店の名前をブログ名にしました。 子どもにも大人にも喜んでもらえる絵本の店が理想です。 木漏れ日の下でほっと一息、ついていって下さい。 |
にほんブログ村 |
七夕にこんな本を:『おこだでませんように』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 もうすぐ、6月も終わりですね。 一年の半分が終わってしまったということですよね。 さて、七夕も近いので、七夕に関係のある児童書を紹介します。 『おこだでませんように』は、読書感想文の課題図書にもなった本です。 私は課題図書は少々、敷居が高くてすぐに手に取ることはないので、実際に読んだのは随分、後になってからです。(今さら紹介するまでもないくらい有名ですよね。) この本の主人公は小学校1年生の男の子です。 男の子は学校でも家でも怒られてばかり。 男の子の行動は大人からみたら、困ったことかもしれませんが、男の子なりの考えがあってやっているのです。 でも、大人はわかってくれません。 ぼくは悪い子なのかと悩む男の子。 学校で七夕の短冊を書いたとき、男の子は精一杯の想いを込めて願い事を書きました。 「おこだでませんように」 それを読んだ先生ははっとして、一生懸命に短冊を書いたことを褒めます。 そして、先生はお母さんにそのことで電話をするのです…。 さて、お母さんは…。 小学生向けの本ですが、お母さんや先生の立場からも読める、大人にもお薦めの本です。
『へびのクリクター』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 今日、大雨の中を傘をさして、急ぎ足で必死に坂道を登っていたら、前方に縄のような物がありました。なんだか、動いているようです。 近づいてみると、なんと青大将でした。 目が合ったような気がして、あわてて目を逸らして先を急ぎました。 それにしても、住宅街の真ん中であんなに大きな蛇を見たのは何年振りかでした。 蛇を見たから良い事があるかしら? さて、蛇で思いだした絵本が 『へびのクリクター』 です。 おしゃれな感じの表紙に、素敵なイラスト。 内容もおしゃれ?な絵本です。 フランスに住む母親の元に、ブラジルに住む息子から届いた誕生日プレゼント は、なんと「へび」。 母親は最初は驚きますが、息子からの贈り物なので、大切に飼い始めます。 この、クリクターと名付けられたへびは、とても賢くて学校で文字を覚えて、長い体を利用してアルファベットを作ったり、子どもたちとも仲良くなります。 セーターやベッドなど、クリクターに合わせて作り、大事に育てる姿にほのぼのしたり、クリクターの活躍の場面など、ユニークで楽しい絵本です。
父の日にこんな絵本は?:『とうさんはタツノオトシゴ』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 父の日も近いので、お父さんにスポットを当てた絵本 『とうさんはタツノオトシゴ』 を紹介します。作者はエリック=カール。 表紙の絵を見ただけで、綺麗な色彩に引き込まれてしまいます。 この絵本は、いろんな意味で楽しめます。 物語絵本というよりは、科学的な絵本に近いかもしれません。 タツノオトシゴは、卵が孵るまで、男親がお腹にある袋の中で、卵を守ります。 また、他にも父親が、卵が孵化をするまで口に入れていたり、様々な方法で卵を守っている魚たちの生態を紹介しています。 それから、透明なフィルムを使って、魚たちが海藻や岩の中に隠れているように見える仕掛けもついています。 ハラハラドキドキするようなストーリー展開ではありませんが、危険の多い海の中で、魚たちのお父さんが卵を守っている姿は、感動します。 魚たちの珍しい生態には、大人も思わず、「へぇ〜」と。 最後にタツノオトシゴの赤ちゃんが次々と産まれてくる場面でホッ。 水族館や魚が好きなお子さんなら、大喜びの絵本です。 パパと読むのにもお薦めです。 絵本を読んだ後に水族館に行くのも、また楽しいかもしれません。
『かっぱのすもう』
[ 紙芝居 ]
JUGEMテーマ:おはなし&図書ボランティア 前回に引き続き、この時期に演じたくなる紙芝居の紹介です。 それが、この 『かっぱのすもう』 (渋谷 勲 / 脚本 梅田 俊作 / 画 童心社) なかなかインパクトのある一枚目の絵ですが…。 ある日、じさまが田んぼの草取りをしていると、どこからか、 「すもう とろう〜」 「すもう とろう〜」 という声が…。 すもう好きのかっぱ達だと気付いたじさまは、草取りが終わったらすもうをとるからと、かっぱ達に草取りを手伝ってもらいます。 あっという間に草取りが終わり、すもうをとり始めますが、かっぱ達は強くて、じさまは全然、かないません。 そこで、じさまはある、策をねります。 かっぱ達にすもうのしきたりを教えると言って、しこをふみ、両手を前について、 「見合って見合って…」 すると、かっぱの頭(お皿)から水がポタポタ…。 今度は何度、やってもじさまの勝ち! かっぱ達は降参して帰っていき、草取りが一日で終わったじさまは、町に本物の相撲見物に行ったそうな。 なんとも、楽しくて爽快なお話しです。
『つばめのおんがえし』
[ 紙芝居 ]
JUGEMテーマ:昔話 更新が滞っているうちに、6月になってしまいました。 今回は久しぶりに、紙芝居の紹介をしたいと思います。 毎年、この時期になると演じてみたくなる紙芝居に 『つばめのおんがえし』 があります。 (国松俊英 / 脚本 藤本四郎 / 画 童心社) 昔話の中でも、恩返しのお話しは、人気のあるストーリーです。 良い事をして、それが報われるというのは、聴いていて安心できるのでしょう。 ある日、けがをしたつばめをおじいさんが介抱し、元気になると空に放してやります。 つばめは翌年、戻ってきて、大きなスイカの種をひとつ落としていきます。 おじいさんがスイカの種を蒔くと、スイカはどんどん大きくなり、抱えきれないほどになります。 スイカを割ってみると、中から飛びだした種がみんな大工や木こりになり、おじいさんに大きな立派な家を建ててくれ、お米やら味噌やら、食べ物も沢山、運んで来てくれたというお話し。 この紙芝居はここで終わっていますが、となりのお金持ちの欲張りじいさんが真似をして…、というお話しもあります。 もちろん、真似をしたら最後は、想像がつきますよね。 となりのじいが出てくるお話しは、 『子どもに語る 日本の昔話3』 の中の 『足折れつばめ』 というお話しがそうです。 『腰折れすずめ』という、すずめが出てくるお話しもありますので、読み比べてみると、面白いです。
| 1 / 1 PAGES |
|
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.
|