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Komorebi Houseおすすめ絵本や昔話の紹介ブログ。
将来の夢の絵本店の名前をブログ名にしました。 子どもにも大人にも喜んでもらえる絵本の店が理想です。 木漏れ日の下でほっと一息、ついていって下さい。 |
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夏にお薦め、怖〜い紙芝居、その2
[ 紙芝居 ]
前回に続いて、ちょっぴり怖い紙芝居の紹介の2回目です。
最初は、昨年も紹介した 『あめかいゆうれい』 です。 死んでしまって、お墓に埋められた直後に出産した母親が、(幽霊になって)飴を買いに行って産まれてきた赤ちゃんになめさせ、さらに飴屋の主人に後をつけさせることで、お墓に赤ちゃんがいることを知らせるという、幽霊の子育て物語です。 (過去の記事はコチラをクリックして下さい。) 安田 浩・文 清水耕蔵・画 教育画劇 2作目は 『さらやしきのおきく』 です。 そう、あの、「1ま〜い、2ま〜い、…」と、お皿を数えていく、おきくという名の幽霊のお話しです。 おきくは勤めていた代官の屋敷で代官に大切なお皿を10枚預かりますが、後で数えると9枚しかありません。 実は、おきくを逆恨みした代官が自分でこっそり1枚を隠し、おきくを無実の罪で井戸に落として殺してしまいます。 代官もその後、おきくの幽霊に呪い殺されるのですが、その後はがらりと展開が変わります。 美人のおきく幽霊を見てみようという人が現れ、「9」という数字に呪いがかかっているのだから、おきくが「7」まで数えたら逃げればいいと、大胆にもおきくが殺された井戸の前で、おきく幽霊が出てくるのを待ちます。 そして、「7ま〜〜い」と、数え終わったところで逃げ出しました。 何も起こらないことがわかると、次々と見物人がくるようになり、人出も増えてきました。 あまりの人混みに、ある日、逃げ遅れ、ついに 「9ま〜〜〜い」 と、おきくが数えてしまいました。 その後のオチは…。 途中までは怖いのお話しなので、小さい子どもの前で演じたことはありませんが、小学生くらいなら楽しめると思います。 私は高齢者向けに何度か演じましたが、数を数えるところなどを工夫すると、それなりに緊張し、途中からは笑いもあるので、なかなか好評でした。 ちょっぴり怖くて、しかも楽しいお薦め紙芝居です。
暑い日は…、ちょっぴり怖い紙芝居を
[ 紙芝居 ]
昨年夏も紹介した、お化けの出てくる紙芝居。
怖いのもあれば、ユーモアがあって楽しいものも…。 一年前に紹介したお化けの紙芝居、私の好きな物を改めて、紹介させていただきます。 一作目は一番好きな「のっぺらぼう」。 (過去の詳しい記事はコチラをクリックして下さい) これは、途中まではかなり怖いけれど、オチがいいですね。 ついつい、演じるのに力が入ります。 二作目は「おぶさりてい」。(過去の詳しい記事はコチラ) これは、おかみさんと亭主のやりとりも笑える、怖いけど楽しい紙芝居です。 (市川京子脚色、夏目尚吾画 教育画劇) 三作目は「たこやたこざえもん」。(過去の詳しい記事はコチラ) これも、楽しいけれど、ちょっぴり怖い、ユニークなお化けが出てくる紙芝居です。 こちらも、おかみさんの活躍が光っています。 (水谷章三 脚本 / 藤田勝治 画 童心社) 暑い夏には是非、こんな紙芝居で楽しく涼んで下さい。 他の作品は、また後日紹介致します。
増井光子氏、死去のニュースで思うこと
[ 日々の出来事 ]
一昨日、テレビから流れてきた「増井光子氏、死去…」のニュースに驚いて、テレビの画面に釘づけになりました。
イギリスで乗馬中に落馬したとのことで、再度、驚きました。 増井光子氏といえば、日本で2人目の女性の獣医師であり、上野動物園に勤め、パンダの人工授精に成功したことで有名で、その後、多摩動物公園や上野動物園、横浜ズーラシアなどで園長を勤めていた憧れの女性でした。 子どものころから、本やテレビなどで観て、動物好きだった私はとても憧れていたのです。 中学生の頃の夢が獣医さんだったのも、後に生物学を学んだのも、増井光子氏の影響によるものが大きかったと言っても過言ではありません。 子ども心に増井氏の動物に対する深い愛情を感じることのできた方でした。 子どもの頃に読んだ増井光子氏の本は手元には残っておりませんし、内容もほとんど忘れてしまいましたが、動物に対する愛情だけは残っています。 「わたしの動物記」、「アフリカ野生動物の旅」などを読んだ記憶があります。 73歳で、まだまだお元気でしたので、本当に残念でなりません。 心からご冥福をお祈り致します。 ↓ は多くの著書の中のごく一部です。
七夕の絵本:『きつねのたなばたさま』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 七夕の絵本紹介がまだ、一冊しかできていないのに、もうすぐ、七夕ですね。 七夕がくる前に、七夕の絵本をもう一冊、紹介致します。 「きつねのたなばたさま」という、題名と表紙の絵から想像すると、とてもほのぼのとした印象を受けるこの絵本。 実はとても、切ない内容です。 餌を獲りに行き、猟師に撃たれて死んでしまった母ぎつね。 そのことを知らずに、いつまで待っても帰って来ないお母さんを待ち続ける子ぎつね 子ぎつねは里で人間の子どもが短冊に七夕の願い事を書いているのを見て、自分も願い事を書こうと思います。 でも、子ぎつねは字が書けないので、葉っぱに自分の足型を押して笹につるし、お母さんが帰ってくるようにお願いします。 けれども、願いはかなわず、子ぎつねはどんどんと、弱っていきます。 最後は、子ぎつねを助けてくれたメスぎつねと幸せな家庭を築くという、ハッピーエンドでホッとしますが、子ぎつねの想いが切ない絵本です。 各地で七夕のお祭りが盛大に行われていますが、考えてみれば、七夕の言い伝え自体が切ない内容ですよね。 ちょっぴり、センチメンタルな七夕気分に浸りたい時に読んでみて下さい。
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