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Komorebi Houseおすすめ絵本や昔話の紹介ブログ。
将来の夢の絵本店の名前をブログ名にしました。 子どもにも大人にも喜んでもらえる絵本の店が理想です。 木漏れ日の下でほっと一息、ついていって下さい。 |
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台風の絵本:『台風にのる』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 台風14号の上陸が心配された一日でしたが、関東地方にかなり接近したものの、 上陸の恐れはなくなったようです。 自然災害は怖いですが、「台風ってどうしてできるの?」と、子どもに問われた時に、うまく説明するのは案外、難しいものです。 そんな時に、お薦めしたいのが 『台風にのる』 です。 面白い作品なのに、科学的なことはきちんと書かれ、楽しく学べるのです。 シリーズで何冊か出ていますが、どれも楽しそうで、次々に読みたくなってきます。 また、 『台風のついせき竜巻のついきゅう』 という、かこさとし氏の絵本も、台風についてわかりやすく説明されています。 こういった科学的な読み物をお勉強としてではなく、楽しみながら興味を持って読めるのは自然に対する思いを深めるきっかけにもなると思います。
秋の紙芝居:『まつりのばん』
[ 紙芝居 ]
10月の大人向けの「お会話し会」で、 『まつりのばん』 という紙芝居を演じました。 宮澤賢治原作の紙芝居です。 秋祭りに15銭をもらってお祭りに出かけたりょうじ。 「空気獣」という見せ物小屋の呼び込みに、つい中に入ってしまいます。 見せ物の「空気獣」はつまなくて、りょうじはがっかりしてしまいます。 見せ物が終わり、お金を払って外に出ようとした時、りょうじはみのを着た大きな男を見かけます。 「空気獣」の見せ物は10銭。 あと、5銭しか残っていないりょうじはがっかりします。 その時、だんご屋の屋台の方でさわぎが起こり、りょうじが行ってみると、さっき見せ物小屋で出会った大男が、だんご屋に「金を払え」と、怒鳴られていました。 謝る大男を何人もの大人で攻め立てている姿に、りょうじは思わず残っていた5銭を大男に渡します。 大男はそのお金を払うと「薪と栗」を持ってくると言って、たちまちどこかに姿を消してしまいます。 家に帰っておじいさんにその話しをすると、それは山男に違いないと言います。 その時、外で大きな音がしたので、あわてて外に出てみると、薪と栗が置かれていたというお話しです。 どこか、昔話を思わせる展開と、しみじみとした余韻の残るお話しです。
『しゃっくりがいこつ』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 おばけの絵本の次はがいこつの絵本です。 インパクトのある、この表紙。 このがいこつさん、何をしていると思いますか? 題名を見れば想像がつくように、しゃっくりを止めようとしているのです。 鼻をつまんで水を飲むという方法を…。 突然、しゃっくりが止まらなくなって困ってしまった、がいこつさん。 友達のアドバイスを受けながら、しゃっくりが止まるという、いろんな方法を試してみます。 「しゃっくりが止まらないと嫌なものよねぇ〜。」 「そうそう、私も止まらない時はこんな事をやってみたわ。」 と、最初からすっかり、がいこつさんに感情移入してしまいます。 私たちもしゃっくりが止まらないと気になって、なんとか止めようとしますが、がいこつさんはしゃっくりが出始めると大変なんです。 だって、骨ばかりですから…。 その、必死の努力が切実だけど面白いのです。 えっ? こんな方法も有るの? 外国の絵本だけに、民間療法の違いにも新たな発見が…。 最後のオチもやっぱり笑えます。 オチですか? ヒントは鏡です。 大人も充分に楽しめるこの絵本。 ハロウィーンの読み聞かせの1冊に加えると楽しいですよ。
『おばけパーティ』
[ 絵本 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 10月31日はハロウィーンですね。 昨年は 『アンジェリーナのハロウィーン 』 という絵本を紹介しましたが、今年は可愛いおばけの絵本 『おばけパーティ』 を紹介します。 表紙のイラストからもわかるように、おばけといっても、ちっとも怖くない楽しい絵本です。 おばけのアンリが友達のおばけ達をパーティに招待します。 綺麗な色のカクテルが出され、それを飲んだ真っ白いおばけたちがカクテル色のおばけに… スープや食べ物を飲んだり食べたりする度に、身体の色が変わるどころか、形まで変わっていくおばけたち。 チーズやレタスを食べる場面など、思わず笑ってしまいます。 特別なメニューで透明になったり、食後の飲み物で見えるようになったり… 発想も、イラストも、お茶目なアンリにも、とにかく楽しめる絵本です。
『さるかに合戦』
[ 昔話 ]
JUGEMテーマ:絵本紹介 早いもので、10月もすでに6日になってしまいました。 さて、先日、高齢者の方向けに、『頭の大きな男のはなし』 (前回の紹介記事はコチラ)という昔話を読んだ時に、日本の昔話で柿の出てくる話しといえば、ほとんどの方が 『さるかに合戦』 を思い浮かべるらしいことが分かりました。 さるかに合戦の絵本は沢山ありますが、その中でいくつかを選んで載せてみました。 さるが柿の種を拾い、かにがおにぎりを拾うという出だしは、私の子どもの頃の記憶の中では馴染みがありますが、いろんな昔話の本や絵本を読んでみると、必ずしもそうではないようです。 一番、ぴったりくるさるかに合戦を探してみるのも、面白いかもしれません。
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