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2011.10.31 Monday  | - | - | 
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    紙芝居:『やまんばと三まいのおふだ』

    [ 紙芝居 ]

     日本の昔話の中にはいろんな、「やまんば」が登場しますが、やまんばの紙芝居の中でも、好きな紙芝居が 『やまんばと三まいのおふだ』 です。

     前編・後編に分かれた各12枚、計24枚(場面)の紙芝居ですが、ハラハラドキドキの展開のため、長いという気はあまりなく、前編が終わった後は、早く次の展開を知りたいという気になります。

     でも、すぐには続けないで、お話し会では、間に他のプログラムを入れたりして少し、間を開けてから後編を演じると、後編が始まったとたんに緊張感が戻るという、会場の雰囲気の変化が伝わってきます。 

     栗が食べたくてたまらないこぞうさんが、和尚さんからいざという時のためにと、3枚のお札をもらって山に栗拾いに出かけます。

     栗拾いに夢中になっていたこぞうさんは、ふと気がつくと辺りはすっかり暗くなってしまっており、山の中で見つけた一軒家に泊めてもらうことにします。

     優そうなおばあさんが温かく出迎えてくれ、栗も煮てくれ、美味しい栗を沢山食べて満足して、眠りについたこぞうさんですが…。

     夜中に、シャキッ、シャキッと何かを研ぐ不気味な音。

     音のする部屋を見ると、優しいおばあさんの姿はなく、そこには恐ろしいやまんばが…。

     やまんばに捕まったところで前編が終わり、後編は三枚のお札を使って逃げる場面と、最後に和尚さんの知恵でやまんばを退治する場面で終わります。

     はらはらして、ハッピーエンド!

     このパターンの昔話が好きです。

     今年も秋の大人向けのお話し会で演じました。

     
     

    2010.11.29 Monday 22:20 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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      だるまさんの紙芝居:『にらめっこしましょ あっぷっぷ!』

      [ 紙芝居 ]

       前回紹介した 『だるまさんがころんだ』 と同じ、だるまさんの出てくる参加型の紙芝居を紹介します。

              
              (脚本・絵 長野ヒデ子  童心社)

       この 『にらめっこしましょ あっぷっぷ!』 は、表紙の絵を見ての通り、だるまさんとにらめっこする紙芝居です。

       昔からお馴染みのにらめっこ遊びを、紙芝居に描かれただるまさんとしようというものです。

       「だ〜るまさん、だ〜るまさん、
        にらめっこ しましょ。
        笑うとまけよ。
        あっぷっぷ!」

       誰もが一度はやったことがあるのではないかと思われる、にらめっこ。

       紙芝居を見ている子どもたちが、一緒に歌いながら、「あっぷっぷ」の顔をすると、次の場面で大笑いのだるまさんの顔!

       本当にだるまさんとにらめっこしている気分になれます。

       紙芝居の後で見終わった子どもたちが、
       「だ〜るまさん、だ〜るまさん、にらめっこしましょ…」
       と、歌いながら、友達や親とにらめっこを始めるのが、とても印象的で嬉しくなります。 

       やっぱり、にらっめこは楽しいですよね。

       (童心社の紹介記事は
      コチラ

      2010.11.24 Wednesday 22:43 | comments(2) | trackbacks(0) | 
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        子ども参加の紙芝居:『だるまさんがころんだ』

        [ 紙芝居 ]
         子どもの頃、夢中になって遊んだ 「だるまさんがころんだ」
         我が家の子どもたちが、幼稚園、小学校時代(10年ほど前)は、まだ、子どもたちによく知られていた遊びで、家の子たちも楽しんでやっていたようです。

         最近の子どもたちは、こんな遊び知っているかなぁ〜と、思いながらも幼児向けのお話し会で演じてみました。 
         たまたま見つけて読んで、すっかりツボってしまったからです。

         「だるまさんがころんだ」という遊び知ってる?
         
         と、最初に聞いてみると、参加年齢が低いせいか、知らない子の方が圧倒的に多いようでした。

         しかし、遊びを知らなくてもストーリー展開には関係ないので、さっそく始めました。

         女の子(すずちゃん)が、一人で「だるまさんがころんだ」を始めると、ねこさんが歩いています。

         すずちゃんは、「ねこさんが ころんだ」と、言ってみました。

         すると、ねこさんはころんでしまいました。

         こんどは、ぶたさんが歩いて来ます。

         子どもたちにも一緒になって言ってもらいます。

         「ぶたさんが ころんだ」

         やっぱり、ぶたさんもころびました。

         次はうしさんがあひるさんを背中に乗せて歩いて来ました。 

         次の場面でも、やはり子どもたちにも一緒に言ってもらいます。

         ところが、うしさんとあひるさんがころんだ絵を見て、一人の子が
          「どうして、あひるさんはうしさんの背中にいたのに、下にころんでいるの?」と。

         う〜ん、鋭い  

         うまく答えられないまま、すずちゃんもころんで、おしまい。

         「どうして、だるまさんはころばないの?」

         う〜〜〜ん、難しい。

         「だるまさんがころんだ」という言葉は、10数えるための言葉で、だるまさんとは関係なかったんじゃないのかな?
         はっきりとわからないので、曖昧な返事しかできなかったのが、心残りです。

         紙芝居の内容はとても単純なストーリーですが、楽しめます。

         絵も素敵でほのぼのとした感じがします。



         
        2010.11.17 Wednesday 21:06 | comments(4) | trackbacks(0) | 
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          『こちょこちょこちょ』

          [ 絵本 ]
          JUGEMテーマ:絵本紹介
           「さっちゃんは こちょこちょします」

           そんな繰り返しで、続いていく絵本。

           さっちゃんは、カエルやゴリラやライオンを 次々とこちょこちょします。   

           くすぐられた時の反応が楽しくて、何だか見ていると、自分までくすぐったい気分に…。

           こちょこちょするのは、動物だけでなくおばけや車やビルもこちょこちょ。

           怖いおばけもこちょこちょが好きなんですね。
           車やビルも体をくねらせて、笑う仕草が可愛くて、楽しくて、笑ってしまいます。

           お話し会の合間の、子どもたちがお話しに飽きてきた時に、この絵本を読みながら、ママにこちょこちょしてもらったり、お楽しみの時間としても取り入れています。

           子どもはこちょこちょが大好きですよね。

           親子で楽しそうにこちょちょしている姿は微笑ましいです。



          2010.11.15 Monday 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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            佐野洋子氏死去のニュースを聞いて

            [ 絵本 ]
            JUGEMテーマ:絵本紹介
             
             このブログの中でも、何度か紹介させて戴いた、佐野洋子氏。
             昨日、11月5日、乳癌のため、72歳の生涯を閉じられたとのことです。

             佐野洋子といえば、 『100万回生きたねこ』 がミリオンセラーとなり、今でも幅広い年齢層に支持されている、ロングセラーの絵本の作者でもあります。

             私が思い入れのある絵本には 『おじさんのかさ』 『空とぶライオン』 『おぼえていろよ おおきな木』 があります。

             『おじさんのかさ』『空とぶライオン』 は、以前も紹介しておりますが、『おぼえていろよ おおきな木』 も、忘れられない一冊です。

             おおきな木のある家に住んでいたおじさんは、おおきな木のことを、うっとおしく思っていました。

             春には、花が咲くけれど、鳥の糞が落ちてくるし、夏は木陰が強い日差しを遮ってくれるけれど、洗濯物が乾かない…。

             木があることで受ける、不便さにばかり気を取られ「おぼえていろよ」と、うそぶいていたおじさんは、とうとう、木を切り倒してしまいます。

             そして、初めて気付く、失った物の大きさ、重さ。

             おじさんは後悔し、泣きますが、それだけで終わらないのがこの絵本の良いところ。
             
             新しい芽が出てくることで、希望を持たせてくれるのです。

             語り尽くせない魅力の佐野氏の絵本はまだまだありますが、これらの絵本に出合えた事に感謝したい思いで一杯です。

             ご冥福をお祈り致します。


            2010.11.06 Saturday 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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